フィクションで傷つけられた人は?
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イノセント・ゲリラの祝祭 著者:海堂 尊 |
「イノセント・ゲリラの祝祭」を読んだ。確かに面白い本である。しかし、何となく納得できないものが残った。それは、この本に書かれている、高級官僚たちの姿が、余りにもひどいように感じる。確かに、フィクションと断っているが、実際モデルは厚生労働省と警察庁と容易にわかる。そこで、高級官僚たちは、「創造的な仕事をしていない」と決め付けるような記述は、一般読者・特にこれから就職を考える若い子世代に、悪い影響を与えるように思う。
確かに、年金問題など厚生労働省など官庁には、腹の立つことも多い。しかし、官僚には、前例墨守のような一面と、創造的な仕事で自分の足跡を残す、両面の欲求があることの記述が抜けている。また、この小説の中で、書いている「北の事件」に関しては、「福島県立大野病院事件」をモデルにしたのが見え見えである。これが警察官僚の陰謀と、におわすのは、世論誘導のように思う。
さて、そこでこの本に対して、中和剤の1冊を紹介しておこう。上記で腹を立てた警察関係のお方など、すっきりするのではなかろうか。(もっと腹が立っても知りません。)
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ネットで暴走する医師たち 著者:鳥集徹 |
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