日米外交機密文書について
アメリカとの間の外交機密文書が、アメリカ側で公開されたが、日本側では不在と言う状況になっている。このこと自体に、日本の官僚の姿勢の基本的な問題を感じる。
まず、
「このような官僚の秘密主義が生まれた理由」
を考えてみたい。
少し歴史を振り返ってみると、日露戦争後の、ポーツマス講和条約に対し、
「真実を知らない(理解できない)民衆が不満を持って暴動」
と言う事態がある。このような状況では、確りした官僚が、愚かな民衆を導くと言う発想になる。このため、東大法学部で確りした訓練をした、官僚を生み出す制度となっている。
現在の民衆の知性と言うか、納得力は当時より進んでいると思うがいかがであろうか。
但し、この国の言論がまともかどうかは、難しいものがある。つい10年前に遡ると、
「北朝鮮は理想の国で、その国の悪口を言うとはけしからん。
拉致事件等言う人間は、人格がおかしい。」
と言う状況であった。立派な政党のHPにもそのような記事があったと聞く。これで、まともな言論が、維持できるかは不安である。
もう一つ大切なことは、官僚だけでなく、日本の"偉い人"達は、批判されることに対する、拒絶反応が大きすぎる。自分の失敗を認めて、改善する。これがないと、本当の進歩はないと思う。
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