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2009年10月25日 (日)

何故コピペがいけないのか

 大学の先生が、

「学生が、レポートや論文を、コピー&ペーストで作り上げるのはけしからん」

と憤慨している話しを良く聞く。さて、ここで

「何故コピペがいけないのか」

と言う疑問にきちんと答えることができるであろうか?
 まず一つの観点は、著作権の問題である。確かに著作権を放棄していない情報を、著者の許可なしに使うのは、法的違反である。しかし、インターネット上には、コピーレフトと言うことで、コピーフリーの作品も多くある。この場合のコピーについて、著作権で拒絶するのは難しい。(もっとも用途限定を超える場合はある)
 次に、先生方が

「学生のオリジナルな意見」

と限定した出題なら、これは条件違反である。しかし、実際は、レポートにも正解範囲があり、本当のオリジナルと言うことは難しい。

 私の意見で、コピペが悪いのは、

「学生が本当に鍛えないといけない能力の訓練が出来なくなる

からである。学生時代に鍛えるべき能力は、適切な前提を選んで、理論的に推論または論証して、結論を得る。そして、その結論を、現実での経験に照らし合わせて、検証する。特に、前提として選ぶべきことは、一般的な原理が望ましい。
 こうして、学生時代に学んだ知識を現実に適用し、しかも適用限界にあわせて修正する能力が、就職後も生きる重要な力である。
 この訓練を行う機会を、コピペでは失ってしまうのである。

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