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2011年12月18日 (日)

自分の好きなことができるためには

 昨日書いた、日経BPの記事に関して、もう一つ議論したいことがある。それは、

「自分のしたいことができるのは贅沢」

と言う議論である。現在のキャリア教育で私が問題視するのも、この点である。例えば、大学3年ぐらいの就活開始時点で、自分がやりたいことを考えさせる。この子が、大学院に進学し3年後に就職するなら、これから必要な知識・スキルを身に着けて、何とかなるかもしれない。しかし、その後直ぐに就活に入る場合には、知識スキルがないのに、したいことだけ目につくという状況になる。従って、実力ないのにやりたいことがある。しかし、希望の就職口はなく、不平を持って仕事に就く。または、仕事に着けなくなる。

 このような立場の人間は、

「自分のしたいことをしろ」

と言う人間の意見には、腹立たしいものを感じる。実際生活が懸かっている場合に、好きなことをするために、簡単に転職するということはできない。
 実は私も、就職した時は、生活のためと言うのが本音であった。そこで、できるだけお金を貯めて、適当なタイミングでの退職を考えていた。そのためにも、責任をとれる仕事をして、後々の憂いを残さないように仕事をしていたら、色々のしがらみが残り、定年後も関連会社で働いている。実際仕事を通じて成長したので、得たものも多かったが、

「軽く転職する」

人には、何か反発を覚えるのも正直なところである。

 さて、キャリア教育の話に戻して、改善のための提案をしておきたい。それは例えば、大学生なら、1年の半ばぐらいに、自分のしたいことを考えさせるのである。そしてそのために不足する能力を考えさせ、自分で能力開発の計画をさせるのである。これを自分で行った学生は強くなると思う。

 実は、私はある縁で某大学の1年生にこの話をしたことがある。その時使った資料が
http://homepage3.nifty.com/manabizz/work1.pdf
http://homepage3.nifty.com/manabizz/work2.pdf
である。学生さんに宿題として書いてもらったが、少しはこの後の勉強の意識づけになったのではと期待している。

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コメント

大学2年の息子がいます。教えていただいたことを伝えたいと思います。
夫がいないので母親としての立場と父親としての立場を兼ねなければと思っています。

読んでいただきありがとうございます。
他の記事も、お役に立てば幸いです。
また遊びに来てください。

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