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2012年8月25日 (土)

就活で必要な頭の使い方

 採用者の立場で、欲しい人材の一つは、
   『本当に頭の良い人』
である。これは、単に
   『知識がある、適性検査でよい成績をとる』
等の簡単な評価で測れるものではない。
 一つの評価は、面接での受け答えである。人の質問をしっかり聴き、理解した上で、適切な答えを返す。特に自分の意見を持ち、独自の解決を返す。このような能力が必要である。
 このように、独自の解決を返すためには、知識の活用能力が必要である。
 知識の活用のためには、学校で学んだ知識を、現実の世界で活用することが大切である。ここで注意すべきことは、学校の知識は理想的・抽象的な世界で、現実のある一面を切り取ったものである。物理学で言う、『理想気体』と言う概念は、この状況を示している。
 これを現実に使うためには、理論の要求する前提と結論の両面を、現実のモノと対応付ける作業が必要である。このように理論から直に現実と結ぶのが難しいなら、教科書の図式を現実の物と対応付ける訓練が、有効である。昔科学哲学の教科書が取り上げた例は、『自動車教習所の教科書のエンジン図』である。この図は、教育用に作ったもので、エンジンそのものではない。しかし、この図式を見た後で、自分の車のエンジンを見たら、どこにどのような機能があるか理解しやすくなる。
 現在は、デジカメが普及して、直ぐに写真を使うが、昔は手書きの図で説明することが多かった。このような図式を描く、図式と現実の対応を考える。ここから、知識の活用能力の訓練ができると思う。こうして訓練された人は、頭が良いと言われるようになる。

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