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2012年9月22日 (土)

経済学を学ぶ意味から

 先般から、経済学に関する勉強について見直している。この発端は、一つはガルブレイスの『不確実性の時代』を読んだことである。もう一つは、今内定を受けた人たちに、入社前の自己啓発として、経済学の初歩を学ぶことが、有効だと考えたからである。
 確かに、市場原理による価格決定のプロセスなどは、理系の学生でもきちんと理解すべきである。また、イノベーションの必要性も、経済の視点で理解しておくことも大切である。
 しかし、単に知識を得るだけではもったいないと思うようになった。経済学と言う学問の方法は、色々な分野で応用が利くのではないか。特に、経済学は、発展途上の学問であり、しかも本当に進化しているのかも、決まっていない。例えば物理学の進歩は、ニュートン力学は、物体が光の速度まで速くなった時、不具合が生じるので相対性理論で修正している。しかし、今までのニュートンの力学の成立する世界は多くある。このように物理学の進歩は、前にあるものを、高精度のものに向上させる形で進歩している。
 一方、経済学では、マルクス・レーニンの計画経済は、一応間違っていると言ってよいだろう。しかし、市場主義と政府主導の経済に関しては、どちらが良いかと言うのは、結論が出ていない。

ガルブレイス曰く、「経済学者は、お互いに意見が合わないことでは定評がある。」

このように、多様な見方が生じている以上は、お互いが議論するときに、しっかりした論理性と方法論を持つのは当然のことである。
 このような論理性を身に着けることが、本当の意味の総合職、管理職への基礎力となる底力となる。
(続く)

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コメント

記事を読みながら、私が尊敬している人が、
「世の中、いろんな方の考え、理論があって成り立っている。」
「意見が衝突することは、とても素晴らしいことなんだ」
という言葉を思い出しました。

コメントありがとうございます。

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