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2012年10月 4日 (木)

今までの会社生活を振り返って(その2)

 入社5年目で、ソフトウエア専門の新規子会社に出向することになった。そこでは、指導的な立場と言うことで部下を持つことになったし、社内教育の講師なども行った。このような段階では、自分ができると言うことだけでなく、他人でもできるという段階まで分解し使いやすくしないといけない。それまでの標準化の成果は、素人の戦力化に持ち込めるだけの材料があった。
 一方、講師をすることは、色々と勉強することでもあった。知識を整理することで身についたものも多かった。私の方針は、
  「教科書を書けない時には講義をするな」
であった。言い換えると他人の教科書で講義するのは難しいと言うことである。どこかに書きすぎと、書き足りないところがある。理解するために必要なレベルの記述と言うことを、何となく感じていた。
 そうこうしているうちに、ソフトの仕事もプログラマから、仕様を決める上流の仕事に変化していった。この段階で、厳密なプログラムから、曖昧な人間の行動と言う問題に直面した。そこまでは、システム工学などの基盤があったが、理論的な基礎を模索する日々が続いた。ヘイグの『理論構築の方法』は入手していたが、その真意はまだ理解できていなかった。
 法学・経済学や社会科学の方法論を本当に理解するまでにはまだ、20年ほど必要であった。

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