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2012年11月 8日 (木)

田中文部科学大臣騒動(その2)

 さて、一部の意見では、田中文部科学大臣の意見に一理あるという説もある。彼らの意見は、大学が多すぎる。例えば、芸術系の大学などこれ以上増やしても、就職口はまずない。このような状況での認許はおかしいのではないかと言う説である。
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121107/239140/?P=2&rt=nocnt
確かにこれは一理あるが、根本的な問題解決には至っていない。大学が多すぎ問題は、既に発生している。今ある大学へのメスを入れずに、新設だけを締め出すのはおかしい。

 さてここで大学乱立の原因は、例によって『小泉改革』にあるという。確かに小泉政権の方針で、大学の許認可を緩めたのは事実である。この時の趣旨を、(乱暴に)言えば以下のようなものである。

「大学にも色々ある。一方専門学校などでも、それなりに力をつけて卒業生を送り出す場合もある。そのような学校には、大学と称号を与えて、動きやすくすればよい。」

この意見にも一理あった。小泉行革の趣旨は、こうして新規参入のハードルを下げることで、新しい血を呼び込み、活性化せることであった。但し、この時裏の発言が、誰かにつぶされたように思う。

「こうして大学が乱立すれば、いずれつぶれるであろう。それは市場原理であり、不適切なものが消えるのは自然の摂理である。」

これは、一部には司法試験合格者が出ない法科大学院がつぶれるような例があったが、淘汰まで入っていない。一般に許認可が厳しいほど、一度作ったものつぶさないという考えになる。日本の制度は従来はこの発想であったが、小泉改革では、アメリカ的市場主義でどんどんつぶす発想になりかけた。
 これが中途半端になっているのが現状の制度である。
                                   (続く)

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