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2012年11月 7日 (水)

成長の条件(失敗を活かす)

 先日NHKの『ルソンの壺』を見たら、社長が部下の失敗を認めて、成功するまで辛抱する話をしていた。ここで考えたことは、
 「経営者にとって、認めるに値する失敗とはなにか?」
である。私の答えは、
 「本当に考えて、答えを出す社員の失敗は、投資価値がある。」
である。これは、当たり前のことであるが実現できていないことでもある。
 失敗の本当の原因を考え、自らの創意工夫でそれを乗り越える。そのような行動をするから、失敗をする価値がある。失敗しても成長しない人間の失敗を許容するほど現在の経営状況は甘くない。

 しかし、このように失敗を活かさない人間が多くなってきたように思う。その一つには、仕組みの問題もある。従来の日本的な経営と言うのは、現場のトラブルや反省事項は、トップまで上がり、現場の生の声に色々なレベルの反省が行われていた。しかし、現在の仕事は、現場の担当者は、多くはパートなどの非正規雇用であり、その声がトップまではいかない。そしてこのギャップの上で安住しているトップは、反省がないから成長しなくなる。

 私の経験で、近所の整形外科にかかったとき、リハビリの先生方は、皆外部の委託者であった。従って彼らの感触は、フィードバックされていなかった。しかし、神戸の海星病院に家内がリハビリで通った時には、リハビリを指導してくれた先生と、医師の間に信頼関係を感じた。このような現場での感触が、フィードバックされているところでは、既に実績のある立派な先生でもさらに成長するのではと期待を持てた。

 このような面でも、自分で考え工夫する社員と、そこから情報を吸い上げ自らも成長する管理者・経営者が必要であると感じた。

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