ご縁のあった人たち

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2013年2月 1日 (金)

昨日夜のNHK番組から

 昨日の7時~9時のNHKを見ていると色々と考えることがあった。
 まず、女子柔道の監督辞任問題であるが、私が思ったことは
  「オリンピック選手に対し監督が口出しできることがどれだけあるのか?」
と言う疑問である。一部コメントでも「監督が選手に対して尊敬していない」と言う指摘があった。まさにその通りだと思う。仮にも五輪代表と言う国のトップは、自らが律すべきものであり、選手の入れ替えなどで監督の出番はあっても、本質的に指導などと言うのは、出すぎたことではないかと思う。
 ここで一つ思うのは、柔道と言う世界では、女性蔑視がまだ続いているのではないかと言うことである。確かに男女の体力差などはあるが、技自体で男女差があるというのは、認識違いではないかと思う。某選手の強姦事件も含めて、柔道界の女性蔑視の流れを正すべきではと考える。山本八重さんに鉄砲でも撃ち込んで欲しいところである。

 次にクローズアップ現代では、インフラ老朽化の問題で、古い橋などの図面が保管されていないということを報じていた。これに関しては、原因追究をきちんと行うべきである。まず、数十年前と言えども、工事の時にはきちんと完成図書を納入したはずである。従ってその図面を、保管していない発注元が悪いと言う話になる。但し、現在と違い図面は紙であり、A1の数十枚から数百枚の図面を保管していることになる。役所はただでさえ文書が多いのに、そのような図面を保管する場所があったのであろうか?場所を認めず保管ができないと、担当部門を責めても、問題の解決にはならないと思う。現在ならDVD1枚に余裕で収まる図面も、昔は保管用の倉庫が必要であったという認識が必要である。
 さらにもう一歩踏み込むと、補修工事の責任をどこが持つかと言う議論になる。行政改革や合理化と言う話で、何でもかんでも競合入札と言う話になると、増築や補修も競合入札になる。一昔前は、最初に作ったメーカーに、補修や増築の責任があるという暗黙の了解があった。従ってメーカー側でも、そのための情報を保管していた。しかしながら、このように競合になるなら、発注元が提示する情報で物を作らないといけない。つまり、メーカーの情報保管は不要になってしまう。このような形で情報が無くなっていくのだと思う。
 なお、私の考えだが、1回目の工事の競合は、できる限り行うべきである。しかし増設などでは、指名発注にして、発注側で厳しく査定を行うべきである。発注側に力があれば、指名工事でも見積り査定を厳しく行い、ムダ金を排除することは可能であるし、行わないといけないことである。

 さて、最後は塚原ト伝の話である。これを見て思うのだが、当時の武芸者は、負ければ即ち死である。つまり、生き残っていることが、それだけで力の証である。武芸の世界で、年長者を尊敬すると言うことは、それだけの厳しさに耐えて、選別されたからである。
 しかし、今の世の中、中途半端に武士道を言う人間は、いわれもなく「先生を尊敬しろ」などと言う人種がいる。
 生死の狭間を生き延びたから、年長者を尊敬しろと言うのと、甘っちょろい制度に守られた人間に対し尊敬を強要するのはだいぶ隔たりがある。

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