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2013年3月12日 (火)

大津市のいじめ調査に関して

 大津市のいじめに関する調査は、色々と教訓を含んでいる。特に手法面で重要なことについて、今回は考えて見たい。
 まず調査に関して、今までの資料から『事実』の選別をきちんと行ったことが、第一の注目点である。これはたり前に見えるかもしれないが、日本の場合、報道も含めてなおざりにされていたことである。まず事実と意見を分ける。その上で、色々と検討することが基本である。アメリカの学校教育、特に作文教育では、このような訓練を小学生から行っている。しかし日本の教育では、この点が弱かったと思う。あるテレビ番組で、当時出演した橋下弁護士(今の大阪市長)が、司法試験を合格した後の訓練として、事実と意見の分離をしっかり仕込まれたと言っていた。当時は、司法試験合格者でもこのレベルなのかと、少しがっかりしたが、今回の大津の調査で司法関係の経験者が果たした役割をみて、やはりこのような事実の洗い出しが重要と再認識した。
 さて、もう一つは、関係者や当事者にとって、真実を話すことで、救われると言う一面である。これに関しては、スキルがしっかりしているカウンセラーが、親身になって対応したことも大きかったと思う。真実を誰かに打ち明けることで救われる。本当に言いたいことを、聴き手の価値観など交えずに、真剣に聴いてくれる。このような人に巡り合えることで、人は救われると思う。
 このようなこと、今の日本には、本当に必要ではないかと思う。特に東日本大震災や福島の原発事故に関して、事実を勝手な評価や弁解を交えずに記述する。また、当事者の心情を、意見を交えずに真摯に聴き取る。これが重要ではないかと思う。
 そのようなことを考えると、民主党政権でなくなった今こそ、東電関係者の事実聞き取りなどを、評価を交えずに行っておくべきではないかと思う。

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