ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« PDCAの活かし方―書式化 | トップページ | パース著作集を読んで(独自理論の立て方) »

2013年3月 5日 (火)

リーダーを育てるために

 日本の国には、リーダーがいないと言う言い方をよく聞く。トップが責任を持って引っ張らないと言う言い方である。確かに、明治維新を見ても、下克上の世界で、しかも上に頂く方を無視して、下の者が勝手に決めると言う図式が多くあった。但し、このやり方にはよい面もある。今までもよく言われているが、日本の兵隊は一級品、将軍は最低と言う話で、個々の兵隊の力が大きいと言う話である。
 これは欧米の軍隊とは、大きく違う特徴である。少し欧米の軍隊組織を歴史的に考えると、欧米の指揮官は、支配者種族であり、兵隊と別の種族と言う場合が多い。そして、指揮官が持っている刀は、敵を切る為ではなく、命令に従わない部下を切るためにあった。これと引き換え、明治維新以後の日本の軍隊には、建前としても一応の平等思想がある。そして味方を切る武器と言うのは、あまり持ち合わせていない。確かに憲兵の力は、一般兵卒より強い、士族出身者が多かったり、海軍陸戦隊の装備は一番充実していたという例もあるが、本質的には平等発想である。
 このような発想では、皆が同じと言うことで、トップの人間も、部下と話し合いで決めると言う形が多くなり、極端な話は

「帽子とトップは軽い方が良い」

と担がれる、某知事などが出てくる。
 しかし、本当のリーダーと言うモノを育てるならば、全体を見る見識などを、若い時代から訓練すべきではないかと思う。特に、全体を見るためには、情報処理のスピードを上げるべきであり、これは、単に公務員試験やSPI等の問題を速く解く、と言うだけで測るべきではない。多くの哲学や歴史書、政治経済にかかわる書物などを読み、しかも現在のニュースも広く読み理解する力が必要である。
 このような力を身に着けるためには、子供の時から速度主体の勉強をさせる必要があると思う。今の小学校教育などは、どうもできない子にペースを合わせすぎているようで、できる此のブレーキとなっているように思うことが多い。
 子供のころから情報吸収の速度を上げ、その上で全体像を描く訓練をし、若い時から多様な見方ができるような訓練を行う。これが本当のリーダー育成ではないかと思う。

« PDCAの活かし方―書式化 | トップページ | パース著作集を読んで(独自理論の立て方) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« PDCAの活かし方―書式化 | トップページ | パース著作集を読んで(独自理論の立て方) »