ご縁のあった人たち

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2013年3月19日 (火)

進まない人たち

 今の日本社会を覆っている一つの兆候として、
  「何もしない方が安心」
と言う病気があるように思う。今朝の日経BP のHPでも2つの記事を見た。
こちらは、若い人に失敗してもよいから、やりなさいと進める話。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130311/244843/?mlp
こちらは、中高年のやる気なしの話。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130318/245154/?mlp

 この理由を考えて見た。まず若手の方には、教育の問題があると思う。学校的なモノに過剰適応し、正解を出さないと萎縮してしまう。そして×マークがつくよりは、後ろに隠れていた方が良い。さらに、就活を大学入試と混同し、入社して正社員の地位を得たらそれで安泰と考えている。このような発想だと、新しいことを考えようという意欲もなくなってくると思う。

 一方、中高年に関しては、根本的には無力感があると思う。ある種の危機意識はあるが、自らの力で変えることは難しいと言う無力感である。もう一つ言えば、今まで「出る杭を打つ」ことをしていただけに、自分が変わったことをすることに関して抵抗があると思う。

 さて、このようなことに対する処方はあるのだろうか。私の考えでは、つねに本質を考えて、自分なりの改善を行う。実行できないなら、なぜかを理解するように努める。そのためには、上司や経営者の視点まで、見方を広げることも大切である。このような力は、全体像を描き、論理的に考えることで身についていくと思う。

 なお、この言い方に対して、
   「あなたはできたか?」
と反論する人がいると思う。確かに私は、ある大手企業と関連会社で、62歳までの会社生活を続けた。しかしその途中で、技術職から事務職など種々の転向を経験したし、自らを系列外の会社に売り込む計画を行ったこともある。会社の名刺なしに、自分の市場価格を冷静に評価した経験を何度もしている。少なくとも、『ゆでガエル』ではなかったと思う。

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