ご縁のあった人たち

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2013年4月21日 (日)

原因を掘り下げた対策を

 昨日のNHKテレビを見ていたら、近ごろの若い子たちと言う話が出ていた。そこで2つほど思ったことを書いておく。

 まず一つは、
    「近ごろの子は、調べるのは上手だが、自分で考えない。」
と言う意見があった。
 これについては、私も同感と思うこともあるが、一言
    「調べる方はまし、教えろとネット上で質問している」
と言う状況も付加しておく。

 さてもう一つは、学力の低下問題である。数学の、基本的な事項の証明ができないと言う発言があった。この問題は、結構根が深いと思う。例えば、「偶数同士の掛け算結果が偶数になる」等の、基本的なことの証明と言うのは、結構難しい。当たり前のことを、証明の形に記述するためには、公理として何が使えて何が使えないか、定義はどこまで自明とするのか、これをきちんと議論しておかないといけない。
 数学の証明と言うのは、ある種の複雑なルールの上でのゲームであり、そのルールに上手に乗った子だけが点が取れる仕組みになっている。このルールをきちんと教えきれない、教師の方に責任があると言うことを、はっきりさせるべきであろう。

 最後に、上記2件を深堀すると、学校社会の正解主義と言う、一つの問題点に行きつく。調べる子供も『正解』でないことを恐れるから、調べるのである。しかも大人のルール押しつけで、正解を当てはめる、学校社会に過剰適応しているから、このような若い人たちが生まれるのだと思う。

 学校以外の他の社会、多様な考え方を、上手く教える必要がある。もっとも多様な考えと言って、マルクス主義のできそこないを押し付けられるのは、御免こうむりたい。

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