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2013年5月 4日 (土)

OPアンプの利用

 電子回路の利用方法について、少し考えて見た。私が回路について最初に学んだ1960年代は、真空管からトランジスタの時代であった。この回路の設計と言えば、等価回路を書き、そのパラメータで周波数特性と、増幅率を計算する。しかし実際は、トランジスタなどは特に製品のばらつきが多いので、現物に合わせた調整が必要であった。
 この時に使う設計の計算は、今で思えば単純なもので、ある程度のグラフを書けばできるようなものであった。逆に言えば、その程度しか設計の精度が取れなかったと思う。
 一方現在の回路は、ICが基準であり、増幅器もICによる演算増幅器(OPアンプ)が、手軽に使われるようになってきた。OPアンプの回路は、増幅する力が大きいので普通の使い方は、フィードバックを十分に利かせて安定した動作にしている。この時設計計算した値はそのまま性能に反映する。従って、ばらつきなどを気にすることなく、しっかりした設計が可能となる。
 ここまで来ると、設計の力をもっと発揮することが可能になる。つまり、複雑な数式により実現できる回路が可能になってくる。
 また別の流れでは、AD変換を行って、ディジタル回路で計算することも可能になってくる。
 このような状況では、基礎になる数式の扱いと、その物理的意味をしっかり理解し、使いこなす技術者の重要性がますます増えてくる。
 現在就職難と言っているが、このような勉強をきちんとした学生には、それなりの道が開けるのではないか。

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