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2013年5月18日 (土)

民主主義のコストを生み出すために

 山本七平の
  「常識」の落とし穴:文春文庫
をまだ読んでいる。このⅡは、「民主主義の運命」となっており、興味深い内容がある。
 一つの論点は、

自由と民主主義を獲得した瞬間にあらゆる要求が出てきて収拾がつかなくなり、それが逆に民主主義を崩壊させてしまうという図式は、すでに史上何回か繰り返されているからである。
~一部略~
そこでプラトンは、この「民衆の無限の要求」を制御するものは「法」しかないと考える。…(これも難しい)
~一部略~
この無理を、かっては植民地を搾取することで何とかやりくりしてきた国もあった。
…(イギリスのこと)

と言う、民主主義による民衆の欲求に耐えるためには、『打ち出の小槌が必要』と言う議論である。彼はこれを『錬金術』と言っているが、要するに技術的な差異での利益である。

 この話は、今でも通用することではないかと思う。私が自分の部下のための、勤務条件を整えるため、予備的な人材を抱えるようにしたとき、他で運営しているよりも、生産性の向上を図る技術革新を行った。

 このように金のなる木を自分が持った上で、皆の欲求を満たすのであり、他国の労働力を搾取して自分たちの幸福を求めるのは、現在はできなくなっていることを、知るべきであろう。

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