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2013年5月29日 (水)

非正規雇用の問題に関して

 日経BPのHPでまた考えさせられる記事があった。
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130524/248591/?P=1
 この記事では、正規雇用者が非正規雇用者のマナーの悪さなどを責める発言に対して、それを理由に非正規雇用者を切る動きを批判的に書いている。
 確かに非正規雇用という問題は、一面からの見方だけで片付けることはできない。例えば、経営者の立場で考えると、経営状況は安定したものではなく負荷変動が大きい。このような時、人手を流動的に対応させるには、非正規雇用に頼らざるを得ない面もある。計画経済や成長路線が継続する保証があるなら、正社員を増やして、突発的な負荷減は皆が我慢してと言うことが言えるだろう。しかし技術進歩が激しい今、賞味期限切れの技術・技能をどうするかという問題がある。このように考えると、少数の正規雇用に絞る方が、損益分岐点は低くなる。
 また、会社生活では、色々なソーシャルスキルを叩きこまれている。例えば、食堂で並ぶ、食器の返却などの例もあったが、このような他人への気配りと言うか躾は、団体生活を意識して訓練して身に着けた人間と、そうでない人間は大きな差がある。これを見て、イライラする人間も多い。
 しかし、非正規の人達自身の責任はどこまであるのだろうか?彼らは、教えられる機会がなかっただけ、という弁護があると思う。確かに正社員としての集合訓練を受ける機会はなかった。これだけで差別を受けるのはおかしいと言う意見は一理ある。
 ただし、今の学生たちの多くには、自分でチャンスを逃していることも指摘しておく。今の学生には、「楽して単位を取る」と言うことばかり考えている人も少なくない。しかし、学ぶと言うことは、努力する訓練でもある。例えば、自分の意見をまとめ、論理的に考える訓練として、レポート作成がある。これを、コピペで済ます。このようにして、自らを鍛えるチャンスを逃しているのである。
 さて、非正規雇用者の差別に関してどうすればよいか?私の意見では、職業訓練などに合わせて、ソーシャルスキルの訓練を、行政が行うべきだと思う。指導者は、自衛隊OBと宝塚OG(貴城けいさんの著書が教科書)が良いだろう。
 なお、もう一つ、正規雇用者のモラル問題も、あることを指摘しておく。正社員だからと威張る。これは一昔前だったら、『男だから』と威張る、このような人種である。確かに、これしか威張る内容のない人種も存在する。一部の組合など、既得権益保持のため、正社員の権利だけを主張していたこともある。ただ、このような人種は、周囲の反発などで、長い目で観れば淘汰されている。

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コメント

確かに、
考えさせられますね。

コメントありがとうございます。
もう少し突っ込みたいのですが、色々絡み過ぎです。

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