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2013年6月28日 (金)

世の中にあるモノは安定したモノ

 昨日から、「世の中にあるモノ」について、いろいろ考えていて、気になったことが少しまとまったので、ここに書いておく。これは、物理学の問題などで、多くの微分方程式の解が、なぜ指数関数で記述できるのだろう、と言う発想から始まった。この答えは、
 「定常的に安定な解は振動である」
と言う答えになる。つまり連続して、安定的に存在するのは、静止しているか、周期的に運動しているかのどちらかである。周期的な運動でも、解りやすいのが、円運動と三角関数である。これを複素数で示せば指数関数になる。こう考えると、世の中には色々なことが発生しているが、多くは変化途中の現象であり、それは安定した状態にならないと、識別できないと言うことに思い当たった。
 つまり多く存在するかどうかは別として、多く識別できる存在と言うことである。
 この考えをもう少し広げてみた。
 社会において変革を行うとき、人々は安定したモノでないと理解できないことが多い。つまり変革結果の安定した社会を提示できないと、皆がついていかない。また、会社での新しい提案などでも同じである。私が若いときは、全てを自分で作り上げ、それで部下たちをついてこさせたこともあった。これも基本は、皆が理解できる世界を、安定した形で示すまで、自らで作り上げたからである。
 さて、大阪市の民間校長が3か月で退職したと言う話を聞いた。この場合も、民間人で教育界の実務を知らない人間が、自分のアイデアを示しても、学校教師たちが理解できる図式までは持っていけなかったと思う。
 こういう危険性を見抜けなかったのは、人選した大阪市の問題だと思う。
 会社での管理職、総合職で生き残る人は、このような側面をよく解った人間しか改革ができていない。 

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