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2013年6月22日 (土)

柔道の歴史などから

 全柔連の不祥事に関し、自分たちの委託した第3者委員会の調査に対して、途中から反論する文書を、しかも組織だって動かない形で出していたことが判明した。
 このように、常識はずれのことを行うのが、日本の柔道界らしい。
 柔道が武道かスポーツかと言う問題に関しては、ここではスポーツとして扱っておく。しかしながら、スポーツの場合、審判は絶対であり、しかも審判の仕事を邪魔してはいけないのは、大原則である。裁定後に決められたルールで反論するのは認めるが、途中で審判の権威を汚すようなことをしてはいけない。
 この動きに関して思うのだが、日本の柔道界は、戦後特に堕落したと思う。戦前の体制では、武徳会や高専柔道の大勢力があり、講道館は一つの分派に過ぎなかった。しかし、戦後のGHQによる軍国主義教育抑圧で、一番スポーツ化していた講道館が生き残った。この時、自分たちの力でなく、外部の権力により統一したことが、組織としての腐敗を招く、一因となったと思う。講道館が行った改革の一つは、乱取形式の試合の重視である。これは、権威者と言えども実力のある若手に負ける覚悟が必要である。実際、嘉納治五郎はそれをよく知っていた。
 しかし、今の全日本柔道連盟には、権威を振りかざすだけで、自らの立場を守ろうとしている。
 これでは自滅の道をたどるだけだと思う。

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