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2013年7月16日 (火)

「職業としての学問」を読む(その14)

 続いてヴェーバーは、学問の実生活への寄与について述べるまず第一の寄与は、外界の事物や他人の行為を予測によって支配できるか、についての知識である。これは、知識の切り売りと言うかもしれない。次に、物事の考え方、およびそのための用具と訓練である。これは、知識の切り売りではないが、知識を得るための手段である。つまりこの2点では、長州であるドイツの学生は満足しないと、ヴェーバーも考えている。
 ヴェーバーの考える、学問の第3の貢献は、明確さに学生を導くことである。人間に明確な思考能力がある限り、神様から与えられた根本態度から、内的整合性と完全性を持って、実際上の立場を導き出すことができる。つまり自分の行動の意味をしっかり理解して、自ら責任を負うようにできる。色々な立場の神がいるが、自分の仕える神を明らかにし、誠実に仕えるようになる。
 ただし、どの神様に仕えるかを指示するのは、預言者か救世主の仕事である。
 大学教授がその代行をすることはできない。

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