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2013年7月24日 (水)

今回の参議院選挙を見て(ネット選挙に関して 続き)

 昨日のNHKクローズアップ現代の、検証”ネット選挙”に関しもう少し書いてみたい。
 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3383.html
 自民党もNHKも、ツイッターのキーワードの出現頻度などで、ビッグデータの解析と称していた。このことには、まだ不満がある。確かに自民党が全ての手の内を公開したとは思えない。しかしながら、コンピュータによる処理で、あれだけの短時間で結果を出すなら、キーワードの出現頻度と関係づけぐらいが、到達点かなと思う。但し、その情報を読み込み理解し、活かした、自民党の幹部またはスタッフの能力は、評価すべきであろう。
 しかし、もう一歩踏み込んだ検討が欲しかったのも事実である。実は、私は昔これと似たようなことを経験したことがある。数年前に、当時の勤め先の幹部が、このような解析ソフトを使って、キーワードの出現と関連状況を解析して、色々と読み取っていた。それを私は元データを拝借して、自分で解析し直して別の読みをしたことがある。その時に議論したのは、大量データの処理は機械的に行った方が良いが、仮説を持ってキーワードを探しながら、モデルを構築していくのは、人間の関与が必要と言うことであった。
 今回のネット選挙においても、有権者の意思決定モデルなどを、仮説的に作りながら、ビッグデータと突き合わせて検証する、などの動きがあってもよかったのではと思う。
 本来このような動きは、社会学や政治学の学者が動くべきではと思う。今回の自民党の動きにスタッフとしての学者の動きが見えなかったのは、残念であると思う。昔、中曽根元総理が、「大学も良い意見を出さなくなった」と言う意味の嘆きを書いてられた、今回の状況を見てふと思い出した。

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