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2013年7月25日 (木)

政治の原理主義と現実主義

 先日、このブログに書いた、政治における「現実主義」と「原理主義」について、もう少し説明しておきたい。
 まず「原理主義」であるが、これはイスラム原理主義が、悪名が高いが、アメリカにも民主党には、「人権を守る」等の原理主義的な動きはある。日本では、社民党が原理主義の一つの典型であろう。基本的な原理を決め、それに従って全てを判断していく。これに関連して、原理主義の政治では、『原理を深く理解している人間』が絶対的な支配権を持つ。つまり、『東大法学部を優秀な成績で卒業したF党首の憲法理解が絶対』と言う風な価値観である。
 一方、「現実主義」に関しては、現実の状況に対して、適宜の対応を変化させていく柔軟性がある。但し、現実主義にも大きく分けて二つの対応がある。一つは、『民意絶対』と言う発想である。少なくとも『大阪府政の段階の維新の会』はこれができていたと思う。さてもう一つは、親子関係的な、「現実主義」である。これは、政治の立場で、民衆の我儘を聞きながら、バランスをとっていくという発想である。この発想には、『官が親、民衆が子』と言う上下関係が暗黙裡に存在する。自民党の現実主義には、このような発想があるように思う。但し、今回のネット選挙の対応などを見ても、少し風が変わったようにも感じる。
 さて、この対応を交流分析で見ると、以下のような図式になる。まず原理主義の政党は、「厳格な親(CP)」として「従順に従う子(AP)」である民衆を支配しようとしている。これは共産主義の一党独裁まで至る発想である。いっぽう、(大阪)維新型の現実主義は「成人同士の関係(A-A)」として、民意に従っている。これと違って、従来の自民党は「優しい親(NP)」と「甘える子(NC)」としての民衆の関係であった。
 ただし、民衆も大人たなってきているので、現実主義も少し変わってくると思う。
 なお、中国の政治は、『マルクス主義の原理をかぶった現実主義』とでも言いうべきであろう。彼らが警戒している一つの動きは、「人権の原理主義者」である。その中には、日本の政治家も入っているのではと思う。特に尖閣問題に関しては、野田前首相などの「中国の政治体制にに対する悪意」を感じているのではないかと思う。

 「国有化だけはやめてくれ」…現実主義

 「国有化の方が良い!断固行う。」…原理主義

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