ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« 普通の人でもえられるレベル | トップページ | 就活を前に自分の考えをまとめる(続き) »

2013年10月21日 (月)

就活を前に自分の考えをまとめる

 就活に関して一つ思いついたことがある。それは、就活自体に関するしっかりした考察を、就活生が行っているかである。そしてそれを突破するために、どれだけ知恵を振り絞っているかである。ちょうど適切なテーマが見つかったので、少し書いてみたい。
 岩波書店が採用条件に、

「岩波書店(から出版した)著者の紹介状あるいは社員の紹介があること」

とした件に関して、なぜこのような一文が入ったか、まず考察してほしい。

 まず、これがいわゆる「コネ」採用採用として、問題視した厚生労働省などの動きである。
 これに関しては、「コネ」採用が悪いという価値観が、暗黙的な根底にある。確かに、先般も某テレビ局の社員が逮捕されるような事件を起こした。その社員は、某有力司会者の息子であり、その関係での入社らしい。そして素行の悪さなどから見ても、普通の採用で入社できたとは、思えない。このような、悪いコネ入社は、確かに存在する。一般に、いわゆる、小物権力者が、無理やり押し込める、「困った子」をコネ入社として、悪くいうのも一理ある。

 しかし、今回の岩波書店の採用条件は、色々な意味で合理性が見て取れる。まず、紹介者の上位に、「著者」とある。出版社としては、著者との人間関係は、重要な仕事であり、これが築けないような人間はいらないという、強烈なメッセージが入っている。特に大学生なら、自分を指導してくれた教官だけでなく、色々な学会や、サークルの顧問などで知り合った先生もいるだろう。それをたどって、岩波書店で出版した先生を探し、紹介状をもらう。これは、「銀のアンカー」でも書きそうなテーマであるが、一つのハードルとして悪くない。
 また、紹介者のことを考えて見よう。岩波書店から出版すると言うことは、学者としては、一つのステータスである。これを考えると、大学の教官としても、紹介状を書くとき、真剣に人物を見ざるを得ない。こう考えると、紹介状も真剣に書くことになる。ここまで、レベルが高い紹介状があるなら、社員の紹介も、ハードルが高く、しっかり人間を見るだろう。

 このシステムの、利点について少し挙げたが、まずこれを理解して次の議論を考えて欲しい。

« 普通の人でもえられるレベル | トップページ | 就活を前に自分の考えをまとめる(続き) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 普通の人でもえられるレベル | トップページ | 就活を前に自分の考えをまとめる(続き) »