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2013年10月24日 (木)

論理的思考の訓練について

 ちくま学芸文庫から出ている「数学序説:吉田洋一・赤攝也」を読んだ。
 論理的な思考法を鍛える本として素晴らしい内容である。特に、幾何学の芯を通して、ユークリッド幾何学から、ヒルベルトの幾何学に至る道筋が良い。掴みのパスカルの説得術も、科学の使い方としてもすぐれたものである。
 しかもこの本が、立教大学の文学部で教えられた、ということにも驚きを感じる。文系に数学をここまで教えるのかと言う感じである。但し理系なら、微積分や線形代数などいろいろ教えないといけないので、このような話をする余裕がなかったのかも知れない。
 しかし、このような形で、論理的と言うことに正面から向かい合えた学生は幸せだと思う。
 ただし、自分が大学生の時、この本の良さが分かったかは疑問である。当時は知識を追い求めた。しかし、この年になって、考え方の深さを求めるようになった。
 本当に若い人にこの本を読んでほしい。

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