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2013年11月15日 (金)

質問について([村上龍の質問術]を読んで その1)

 日経文芸文庫の「カンブリア宮殿 村上龍の質問術」を読んだ。
 本の内容自体も深いが、質問に関しての方法論を学ぶ本としても、大切な本だと思う。著者も指摘しているが、今の日本社会、特に教育に関しては、質問と言うことを、きちんと教えていない。
 村上氏の準備、ここまで考え抜いたうえでの質問、このような姿勢を学ぶだけでも、この本を読む価値はあると思う。
 考えて見ると、村上氏の準備は、勉強の場でいう『予習』である。しかし、日本の教育では、予習と言うのはあくまで、教科書を前もって読むレベルであった。つまり、教科書の内容が頭に入っておれば、教師の言うことが理解しやすくなると言うレベルである。
 しかし、本当の予習は、その分野に関して、考え抜き、教科書のこと以外の可能性や、なぜこのような結果になっているのかの、深い疑問を作ることではないか?
 ただ、このような疑問を出されたとき、教師が答えられなくなる。一定の時間で、多数の生徒に効率的に教える場合には、このような質問に答えるのは難しいと思う。従って、学校の定時間内以外で、このような高度な質問に答える仕組みが、必要となる。
 今のネット社会では、そのような機能を持つインフラは存在する。
 このような場を使い、本質に対して質問する。それに対して、真剣に答える。このようなことが、我々をもう一歩進めることになるのではと思う。

 

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