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2013年11月25日 (月)

数値に使われる人、数値を使う人

 前に、海堂尊氏の小説のどこかで、
  「キャリア官僚は、直ぐ数字で考える」
と言うような一節があった。つまり
  「日本人口の何%XX人が対象だから、XXをしないといけない」
と言う発想である。確かに、大局的に物事を考えるときには、数値で抽象化することも大切である。但し、海堂氏の表現には、かなり嫌味なものを感じる。つまり、人間性のない数値だけの議論と言う言い方である。
 しかし、実際の官僚には、現場の経験を大事にしながら、政策を考えている方々もたくさんおられる。このような、例えば、厚生労働省の小野寺徳子就労支援訓練企画官殿のツイッターを見てみれば、現場を大切にしていることがよくわかる。
 このように、必要ならば現場の個々人まで、ドリルダウンできる。しかし政策を考えるときは、数値でまとめて、大局的に説明できる。このような能力が、総合職にも求められている。
 これは数字だけでない、例えば経済などで使う、ゲーム理論だが、これも同じである。一般論や、動機の解明の一つの切り口としての、ゲーム理論は有効である。しかし、その結果の裏には、個別の理由と言うか、個々人の歴史があるということを、忘れてはならない。
 このような個別の事象、現場の苦労、それを踏まえた上で、しかも大局的に議論し、利益を導き出して、多くの雇用を引き出すような、総合職をできるだけ多く生み出していきたい。
 今までの記事が皆さんの参考になれば幸いである。

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