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2013年11月12日 (火)

文系大学院生の就活について (嫌われる理論の対策)

 先ほど、マルクス主義を通じて、『科学的』な態度が、就職時に嫌われる状況を、書いてみた。予想通り、このような記事の人気は低く、アクセスは伸びない。(苦笑)
 しかし実際に就活で勝ち抜くためには、企業側が自分を採用しない理由をきちんと理解し、その対策を行うことが必要である。
 「私のような有能な人間を採用しない日本企業は間違っている!」
これは、どこか山の上でも言ってください。このようにほざいている間は、間違ってしか採用されないであろう。

 確かに企業は、有能な人間を求めている。但し、その有能さは、採用側が理解するか、何となくでもよいから感じるモノである。決して、学会発表の件数でもなければ、学校の成績表でもない。これらは、文部科学省管轄の組織に就職するなら有効かもしれない。しかし、一般企業には、それでは通用しない。

 そこで企業が、有能とみる着目点を、先ほどの『科学的』観点から、考えて見たい。まず企業は、理論の美しさより、現実での効果を、重視する。従って、前に書いた労働の報酬に関して、給与と言う側面の他のモラル面などでの効果も、現実の場面に準じて検討する必要がある。実際に働いているのは、「マルクスの脳内の記号としての労働者」ではなく「生身の人間」である。このことをきちんと認識した上で、検討でなければいけない。

 確かに、説明したり検討したりするとき、一般化したり、抽象化したりすることは必須である。ただその抽象化の評価基準が、実用的であり、企業側が納得しやすい形でないといけない。

 もう一つ言っておくと、厳密な数式を使わなくても、定性的な大小関係の話や、相関のあるなしだけでも、説得力のある議論はできる。また、厳密な推論より、上手な類推の方が、説得力がある。このように、論文の書き方と会社の文章の書き方は、違ってくる。

 この違いを心得て、合わせることができた時、
  「この人は頭が良い。欲しい!」
と言わせることができると思う。

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