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2013年11月28日 (木)

この国の問題点

 今、国会やメディアでは、特定秘密保護法案の議論が盛んである。この議論に関して根音的な問題は、本来的に秘密にしないといけない問題と、そうでない問題の線引きがないと言うことである。これをもう一歩踏み込めば、政治に関する情報公開がどうなっているのか、という問題でもある。つまり、原則は公開であるが、情報源等の利害に影響のあるものは非公開とする。例えば、警察や外交関係で、特定の情報を提供してくれる人については、どうしても守らないといけない。このような原則が、できていない国に、外交上の秘密など渡せないという、米国などの主張にも一理ある。
 さて、秘密の話はさておいて、公開の話に関して議論を進めたい。今回の、特定秘密保護法案に関して、色々な意見を言う人がいる。また、メディアでも色々なことを書いている。しかし、これに関して、法案を作った経緯、修正の経緯、それに対する賛成と反対意見、このようなものを、まとめて国民の目にしっかりと提示している場所が、あまり見当たらないように思う。
 自分の言いたいことだけを書く、問題点だけを言う、そういう人は多い。しかし全体像を、解りやすく説明し、意思決定過程を納得させるような情報が、あまりないように思う。逆に言うと、それを一般大衆が求めていないか、求めようとしてない、そういう必要性について、教えられていない。このような問題点が一つあるように思う。
 実は、この体質が、情報公開に関して、一つのネックになっているのではと思う。日本の政治に関して、情報公開すれば、歴史の目で観たら、
  「恥ずかしい議論しかない」
という結果になるのではないか?
 このようなことを、考慮して、秘密と言っているのではと、勘ぐることもある。例えば、某原発事故の、当時の首相の行動など、きちんと記録を見れば、お粗末極まりないだろう。そのような、首相を選んだと言うことは、国の恥である。これを隠したくなるのは、ある意味わかる。もっともアメリカ人には、もっと別の言い方があるだろう。
  「我が国にもO大統領と言う、日本のH,K首相レベルの人罪がいる。」
しかし、アメリカでは、この話を今でなくても、歴史の上では、外交文書の公開できちんと審判している。これが我が国と違う点である。

 ただし、一つだけ言えることは、政府側の意志決定に関しては、官庁のHPを見て、公開議事録を見れば、かなり読み解けるものがある。これを行わずに、反対ばかり言っている、勢力の方に問題が多いようにも思う。

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コメント

こんにちは。

特定秘密保護法案は問題が多いですよ。問題は、この法案を進めようとする政治家の方の危機感が偏っていることです。どうも法案の内容を見ると、今しか見ていない。現状、この法案は問題はなくても、法は法を作った人の意志とは関係なく、一人歩きするから、将来は拡大解釈して悪用される可能性もある。

そして、最も大きい問題は、政治家が官僚に支配されることだろうと思います。尤も、自民党政治は従来から官僚に支配されていますから同じこととも言えます。政治主導を掲げた民主党政権に危機感を覚えた官僚たちが、推進した法案とも考えられます。

その、とばっちりを受けて、一般国民は、別に知識人でなくても、独特の嗅覚から、今までの自由が失われると考えています。いずれにせよ、この法案で、将来、生きにくい世の中になる可能性は高いですよ。

コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、特定秘密保護法案は問題が多いですが、
それより大きい問題として、国の意思決定のメカニズムが
民主主義を本当に運営するまでには、言ったっていないのではと言うのが、この記事の趣旨です。
この話はもう少し膨らませます。

正体不明さんが仰りたい論点とずれてすみませんでした。正体不明さんの問題意識は、一部の学者が論じておられます。例えば、内田樹氏の論点はいろんな角度から捉えられているように感じます。少なくとも、テレビに出でいる政治学者や政治評論家よりは、視点が高いようですよ。

戦後の日本の民主主義は、戦前の文化を引きずっているから、憲法を変えたところで、何も変わらなかったということが問題だということでしょうか。それも、戦後60年以上も経って複雑化しているので、ぐじゃぐじゃの法律を整理して、論理的に作り直すことは、難しいでしょうね。

そこで憲法改正論議(憲法改正ではなく、一から作り直す)が起るのでしょうが、政治家が決めることでもないのに、政治家だけが熱心になる。やはり最終的には、国民全体が、この国をどうするかという問題意識を高め、計画的な国民論議が求められるということでしょうか。

再コメントありがとうございます。私の趣旨は、続編の方が本体です。
なお、内田樹氏に関しては、私個人としては、本件とは別に、
評価できないものがあります。
彼の武道経験が、合気道系と言うことは、乱取をしない系列です。
師匠が負ける可能性の低い、武道です。
今回の議論でも言いたいのは、オープンな場でできる限り議論して、
決めたものの重要性です。
賛否両論とも、~~の言うことだからでは、信仰論争になります。
日本は神の国にしたいのならともかく・・・
困ったものです。

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