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2014年1月11日 (土)

リーダーシップとは

 就職活動などで求められるものに、「リーダーシップ」がある。しかし、この言葉も非常にあいまいなものがある。特に、「日本的リーダー論」の一部には、
  「何もせずに部下に任せる理想のリーダー」
等と言う話もある。例えば、日露戦争の大山元帥は、部下に任せてなにも口出しはしなかった、という話が伝わっている。しかし、現在の厳しい状況では、リーダーに求められるものが、変化してきたと思う。
 政治の面で顕著なのは、小泉郵政選挙以降であろう。小泉・橋下等の「強烈な個性のリーダーを支持する」と言っただけで、国会議員になれる可能性が出てきた。このような状況から、強いリーダーを求めるという声が出ている。

 さて、ここで大切なことは、「リーダーシップと言うこと」についての議論である。良くある間違いは、「声が大きく威勢が良い」のがリーダーと思い込むことである。真剣に考えたら、実行すべきかどうか、悩むべく所を、
  「とにかくやれ」
とわめき散らして仕事をさせる。これは、高度成長時代なら、方向は同じなので、何とか成立した。しかし、現在のように、多様化した状況では、色々な方向があり、間違った道もある。多くの工場閉鎖もある時代に、「イケイケドンドン」では、倒産企業が増えるばかりである。もう少しこのような行動を調べれば、一部には「双極性障害(躁病)」の可能性も出てくる。民主党政権の大臣や、某地方議員の例を見ても、双極性障害的な行動をとる、議員はないとは言えない。このような、勢いだけの人間を、リーダーシップがあると言うことは、絶対に認めたはならない。旧日本軍の指揮官にもこのような人種がいた。

 さて、もう一つ日本的な風土を考える必要がある。日本の組織においては、交流分析でいう「親―子」の関係が、潜在的に成立していることが多い。つまり、リーダーは「親」の立場でないといけない。これが、「成人―成人」関係の欧米のリーダーシップ論と、潜在的に異なっている点である。つまり、日本のリーダーは、だれよりも広い見識で、総合的に判断しないといけない。総合的観点で考え、主体的に動くことが、現在求められている、リーダーシップではないかと考える。

 なお、日露戦争での大山元帥は、元々は、旅順要塞攻略で有名な28センチ榴弾砲の開発を指示した、砲術の大家であったことを付記しておく。この力を持って、部下に対して黙って任せたのである。決して、丸投げではない。

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