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2014年1月26日 (日)

集中の実例

 先般から書いてる、集中の実行例を、今年の干支にちなんで馬に対して行ってみた。 

 最初は、馬のイメージをできるだけ思い浮かべる。これが、しっかりした絵になる場合もあるし、単に言葉としての「馬」にとどまるかもしれない。自分が、馬と触れたことのある人なら、その経験を思い出すことが多いだろう。人によっては、「競馬の馬券」を思い出す人もいるかもしれない。しかし馬券を買ったなら、競馬場に行かなくても、その馬が走っている様子をテレビなどで見たり、スポーツ新聞の写真を見たりの経験があるだろう。そのイメージを思い出す。これが第一歩である。今の時代なら、ネット上の馬の画像を引き出してもよい。

 次に、今回考える、馬について対象を絞り込もう。つまり、他の物と区別するために、退避すべきものを考えて、境界を明らかにするのである。例えば、競走馬のような西洋系の馬で考えるのか、農耕を主とした日本馬を考えるのか、それを区別しないのか、考える。馬一般で考えるなら、例えば同じように人間に飼われていた、牛とは何が違うのか、考えるのもよい。

 次に、馬の部分を、少し細かく考えて見よう。まず馬と言えば、長い顔がある。そして四本の脚とひずめ、長いしっぽ、鬣などが思い浮かぶであろう。そして各部の動きを見る。その各部分が組み合わさって、馬を構成している。このように部分にわけ、その機能を確認しながら再構成する。これでまた馬というものが解ってくる。

 こうすると、馬の働きが見えてくる。速く走る、重い物を運ぶ、自分の背中に乗せて運ぶ、馬車に乗せて引っ張る。このような馬の機能が見えてくる。さらにこれを一般化すると、より多くの物を運ぶ、速く運ぶなどと言う現在の乗り物の進歩も、思い浮かぶかもしれない。こうして抽象化して、一般化することで、知識というものが効果的に働くことが実感できるようになる。

 更に、今度は具体的な世界に降りてみよう。自分が今までに実際に見た馬や、触ったことがあるか経験を振り返ってみる。抽象化して一般化する。こうして知識を広く使えるようにする。その一方で、具体的なモノに当てはめることで、知識の活かし方が判ってくる。特に知識の限界と言うか、現実の多様性への対応が見えてくる。

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