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2014年1月 6日 (月)

山本七平氏の問題提起について

 このブログで数回に渡って取り上げた、山本七平著:文春文庫「「常識」の研究」について、私なりの意見を言いたい。
 まずこの本を書いた、著者の問題意識は、まとめると以下の通りであった。

「第2次大戦の敗戦時に、それまでの権威は、大きく崩れたが、国民の『常識』は保たれていた。従って、その後の復興も速やかに進んだ。この『常識』はどのようなモノか明確にしたい。」

なおこれに関して、彼の鋭い指摘は、

「日本は欧米と同じく、『北型』文明の属しているから、戦後の転換が上手くいったが、『南型』の世界ではうまくいかないであろう。」

という趣旨の発言がある。これは見事に、イラクに対するアメリカの統治失敗などを予言し、原因を説明している。

 ただし、山本七平流議論は、直観的に本質をついても、解決に至るには今一踏み込みが弱いと思う。そこでこのブログでもう少し、日本的な『常識』と『空気』の発生原因について、考えて見たい。

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 さて、山本流の日本の政治文化に関する議論は、今でも通用するものがあると思う。  [続きを読む]

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