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2014年1月 3日 (金)

教科書的知識の使い方(T型人間への道)

 前にも教科書の功罪について、何度も書いている。例えば以下である。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-75c6.html
 しかし、教科書の知識は上手く使えば、総合的な全体像を描くための、一つの切り口になる。教科書の危険性は、そこだけで分かったような気になることである。言い換えると、それだけと決めつけることである。これは、特に社会科学・人文科学の系統に多くの弊害をもたらす。例えば、宗教的な項目に関しては、教科書で書いているような単純なモデルで考えると、多くの場合に見落としが生じる。
 そこで教科書的知識を、知識の広がりの一つの手掛かりと思えばよいと思う。会社では、いわゆるT字型人間を求めるという。このTの横棒は、知識の広がりを示している。縦棒は、専門分野での深みを示している。この横棒を教科書的知識で考えて見る。但し、実際に仕事に生かすためには、深い検討が必要である。そして、このような深みへの検討を行った経験があれば、別のときにも教科書的な知識から、もう一歩踏み込んで理解を深めることができる。会社生活で、付加価値の高い仕事を行うためには、このように教科書的な知識から、一歩踏み込んで、自分なりの説明ができるレベルに持ち込むことが大切である。
 このような、踏み込んだ経験から、教科書的知識を活かす、スキルを身に着けておけば、色々な分野で必要に応じて深く検討できるようになる。これをΠ型人間や、ムカデ型人間と言う。広さと深みに両方を持つことが、本当の総合職を生み出し、生き残れるようになると思う。
 このような考え方の一つの訓練法は、高校の歴史の教科書と、井沢元彦氏の「逆説の日本史」のシリーズを、読み比べてみることである。例えば鎌倉幕府に関しての記述が、どのように突っ込んでいくか、味わってみる。そこで自分の考えが出てくるのではないかと思う。

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