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2014年2月 3日 (月)

STAP細胞研究に関して(科学の進歩の観点)

 昨日書いた、STAP細胞の研究について、科学発達史の観点からもう少し議論したい。なぜ最初の投稿が却下されたか、この理由を理解することは、現在の技術を理解するためにも大切なものが潜んでいる。
 現在の科学は、しっかりした土台の上で、成立している。今回の話では、生物学において、細胞には変わる範囲があると言うことである。この信念の上で、色々な検討が行われ、学問体系が構築されているのである。
 今回の発見は、この土台を覆す事態であった。例えて見れば、物理学において、質量は保存するという前提で議論していたのを、質量がエネルギーに変化するといいだしたようなものである。
 科学の歴史は、従来の実績の上に積み上げる進歩のうごきと、従来は誰も疑わなかった、前提を覆す「革命」がある。今回の発見は、革命に相当する可能性が高い。
 ただし、アインシュタインの相対性理論を受け入れた後も、ニュートン力学は実質上有効として、現在も力を発揮している。今回の発見も、細胞が変化する条件を絞り込み、
  「大部分は従来の生物学が通用する。」
となる可能性が高いと思う。そのための、理論的な研究などが、多くの研究者で行われることが望ましい。
 しかし考えて見れば、小保方博士自信が、STAP細胞の性格を持っていたように思う。自分の今までの知識、常識にこだわらず、根本から考え方を作り直す、純真さというか素直さを持っていないと、このような研究はできないと思う。
 もっとも、ご本人は、
  「潜在的可能性のある細胞に、『キスをして目覚めさせた』王子様」
と思っているかもしれない。
 小保方博士の前途に幸あれと祈っている。

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