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2014年4月12日 (土)

小保方晴子さんの会見などに関して(その4) 日本の深い闇

 今回の、『小保方晴子叩き』に関しては、日本のアカデミズムに関する、大きな問題がある。それは、いわゆる『アカポス』の問題である。『アカポス』とは、アカデミック・ポストの略で、大学教官等の研究職に従事するポジションである。実は、大学院の修了者と比べて、このポストが少ないのである。
 このような少ない、アカポスのために、一部では凄惨な就職活動が行われている。一つ実例を出してみよう。近頃の話は出しにくいので、40年ほど前の、大阪のD大学の話を例にとろう。そこのある講座の助教授のポストを巡って、かなり厳しい競争がおこなわれた。色々な駆け引きがおこなわれ、某大学のドクター修了者のX氏が、研究室の教授助教授などの、熱烈な運動の結果就任した。これも、逆転に次ぐ逆転人事だったと聞く。
 さて、そのX氏が、あるところで不祥事を行った。(示談になったがわいせつ行為)この話は、週刊誌に小さな記事で出た。
 この話を、聞きつけた、某大学の某研究室のポストドクターは、直ぐにD大学の事務局へ飛び、「ぜひ後任には私を」と売り込んだ。

 このように、誰かが不祥事でも起こせば、直ぐに後任に私をと、売り込みたい人間がいる世界になっていた。
 しかもこの話は、40年前と言うことに注目してほしい。当時は、まだ大学院の博士課程進学者は、絞り込まれていた。工学部ですら、修士は許すが、博士課程は、後のポストの見込みがない限り、進学させないというのが暗黙の了解であった。なお、他大学の進学(例えば東大大学院への進学)は許されても、行った先での就職の面倒は、見てもらえないという、暗黙のルールも存在した。
 しかし、現在は大学院重点化と言うことで、博士課程の進学者は増えている。これだけでも、条件が悪くなっている。特に、他大学出身者の、大学院だけの入学と言うケースも増えている。

 このような、アカポス不足と言う条件では、厳しい減点法での評価で、人を落とすという状況も発生している。今回のネット上の小保方叩きの一面には、このような原因もある。

 私は、前にも書いたが、小保方晴子は、論文作成能力は幼稚であるが、実感面では天才的なモノがあると考えている。このような才能を上手に生かしてほしいものである。

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