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2014年4月13日 (日)

アカポス問題(日本の深い闇論)

 昨日、小保方叩き問題に関連して、アカポス不足の問題について触れた。これを、私は
   「日本の深い闇」
と表現した。これを、オーバーな表現、と見た人も多いと思う。そこでなぜ深い闇なのか、この問題が、日本国の持っている、大きな病気の症状であることを、示しておきたい。
 さて、ここで、山本七平流に、一つの神様を出してこよう。これは、山本七平氏の著作のどこかにあったかもしれないが、残念ながら手元の本に見つからなかったので、私流に書く。(これも引用の仕方が悪いと、ネット上で叩かれそうである。)
 さてこの神様のお名前は、
  問題先送り大明神
である。この神様の尊いお教えは、
  「手に余る問題は先送りしなさい。人に押し付けなさい。」
が根本である。なお、この神様の補助的な教えてして、
  「輪をもって差別をせよ」
である。これは、文集文庫「常識の落とし穴」p139にあるので、興味のある人は見て欲しい。

 さて、この話を、日本の教育界に当てはめてみよう。
 或る、高校でどう見ても就職できそうもない、生徒がいた。しかし、進路指導室の先生は、何とかしないといけない。そこで、学校を訪問している、学生集めのノルマに追い詰められた、某大学の関係者に声をかける。すると、某大学の関係者は、現状のノルマ達成のため、その生徒を推薦で受け入れると話をする。さらに、親切なことに、金融機関にまで話をつけて、『奨学金』と言う形のローンまで準備する。これで、生徒が進学すれば、高校の先生は、『問題先送り大明神』の信徒として、任務を全うしたことになる。
 次に、大学側では、またもやキャリアセンターなどが、就活向けの教育を行うが、難しいとみると次のささやきを準備する。

「XXさん、内の大学は大きな声では言えないが、学歴フィルターにかかって就活が難しいんだよ。そこでね、名門のXX大学の大学院が、広く学生を募集しているんだよ。XX大学大学院卒なら、もっと良い就職口があるよ。」

これが、学歴ロンダリングである。しかし、この裏に、先ほど書いた教義
   「輪をもって差別をせよ」
が隠されていることに、この学生は気が付かない。
 つまり、他所の大学院に進学すると言うことは、この大学の責任範囲から、外れると言うことである。つまり「輪」から外れるのである。しかも、もう一つ言えば、受け取った大学院側も、基礎的な教育には、自分たちに責任がない。つまり「輪」の外側の人間としてみる。
 こうなると、どこまで親身に面倒を見るかと言うことは、失速する可能性がある。さらに、Y○知恵袋などで見た、コメントであるが、

「他所の大学の大学院に進学したら、文献の調べ型、レポートの書き方が成っていないと、厳しくいじめられた。」 

という状況もある。ここで当人が、ギブアップしたら、本人の問題であり、どこの大学にも責任なしとなる。見事に問題先送り中の消滅と言う話になる。大明神のお力やかくの如しと言う話である。
 一方、大学院終了まで頑張っても、就職口がないという話が出てくる。ここにおいて、世論は博士課程修了者の就職などに興味があるかという問題になる。あまり追及されないなら、就職の世話をしなくても、大学の失点にはならない。
 ここでも、問題先送り大明神のご利益が出ている。
 しかし、現在のインターネット社会では、このような形で、行き場に困っている人たちも、意見を発信することはできる。
 彼らの、怨念が、小保方叩きに絡んでいるように思う。これを日本の深い闇の声と、私は書いたが、過剰な表現だろうか。 

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