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2014年6月29日 (日)

大学人の説得力について

 今朝の朝日新聞を見ると、大学の学長に権威を集中することの議論が出ていた。
  学長、自ら海外トップセールス 権限集中に反発の声も
 この話に関連して、学長主導でのトップダウン改革に関して、色々反論があるとの記事もあった。但し、この記事の中でぽつりと書いてあった、大学の運営に関し、教授は学長に反発する、しかしその内容は学生には判らない、に関してもう少し考えるべきだと思う。

 私が今回問題にしたいのは、大学と言う、学識経験者の集まりで、良識の府である組織において、意思決定において、皆に分かるような説明がなされず、しかも賛否に関する理性的な議論が行われたかも明確にせず、議論してもその記録を公開したか不明と言う状況で、意思決定がされているという事態である。そして、このようなプロセスが、非効率であるので学長に権限集中させて、独裁的に進めるという構図である。

 そもそも大学の役目の一つは、一般的な教養を広め、広く理性的な議論が行われるようにして、民主主義的な政治が円滑に行われるようにすることである。つまり、国民主権のために、民衆に知性を広げるのが大学の役割である。今の大学には、この役割に関する責任感が薄いように見える。これに関しては、戦後の『手のひら返し教官=戦争協力から私は戦争反対だった』達の、政治からの逃避に1つの根があると思う。

 しかし現在の世の中で、もう一度一般教養をしっかり身につけ、公の議論の場で意思決定をすることの重要性を、きちんと示すべきだと思う。大学自体が自分のしていることを、世の中に見せて模範となるようにしてほしい。
 前に書いた、コピペに関して議論も参考にしてほしい。

http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-d542.html

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