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2014年6月23日 (月)

その時代に生きた人間だからわかる

 今朝の日経ビジネスのHPに、
 「アラウンド80」の“独裁力”戦前生まれの経営者に学ぶこと
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140620/267233/
と言う記事が載っていた。この記事では、戦後の手のひら返しの『民主主義万歳』に対する反発としての、経営者の「独裁」について書いている。そして経営者は、「自分は正しい」と信じ切る覚悟が必要とも書いている。

 さて、この記事に出ている世代と、私は20年ほどの差がある。しかし、戦後の混乱期の余波を感じる程度の年代である。そこで、この記事が書いている内容に、もう少し踏み込んでみたい。この記事が指摘している、『民主主義万歳』への胡散臭さは、確かにあった。もっと言えば、戦中に「お国のために供出しましょう」と言って回り、その一部は自分たちがため込んだ人間が、戦後は社会党の代議士になって「貧乏人の味方の社会党」と言っている。それなら、戦時中に苦しい中での供出品はどこに行ったと言うことは、口を拭っている。

 ここでもう一つ大切なことは、学校教育への不信である。墨塗り教科書の件は、今でもよく報じられているが、8/14まで「お国のために死んで来い。兵隊に行かないのは非国民」とお教えていた教師が、素早く「マッカーサー万歳、民主主義万歳」と変節したのである。
 このような、状況で中学生から高校の、考える時期を送った人間は、
    学校で教えられることをうのみにせず自分で考える
ことを身をもって知っていた。

 もっと言えば、小学校の教師に対しても、上記の変節に対する不信があった。従って、親も学校教師の言うことは鵜呑みにしないように、教えていたように思う。

 しかしながら、現在は学校教育が行き届き、教科書通りの答えを出すように、子供のしつけがよく行き届いている。これに対して、80前後の「自分で考えて決断する」経営者が不満を持つことは、十分に納得できることである。

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