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2014年9月 5日 (金)

価値ある多くの物を捨てていないか

 昨日の記事に、Inoue氏からコメントいただいた。ありがたいことである。さて、昨日の記事で、書き足りなかったことをもう少し書いてみたい。
 今回の「STAP細胞論文」に関する、学者たちの意見の中に、
  「一度瑕疵が見つかった論文の研究はすべてなかったものする。」
  「その関係者は学界から永久追放」
と言うような趣旨のものを見受けることがあった。
 この意見は、特に基礎研究側の立場で多いように思う。この理由に関しては、基礎研究は、その純粋さを持って、研究予算を獲得しているので、それを崩しては、存在価値がなくなるという側面もある。
 ただし、もう一つの側面として、研究者世界の、選択型人材政策も影響している。一度失敗した人間は、追い出すべきである、と言う発想である。この発想なら、理研のSTAP細胞再現試験は、裏切り行為として追及されるであろう。
 しかし、応用研究者の立場では、面白い実験結果には、色々な解釈や生かし方がある。小保方実験には、色々な可能性があるのではないかと思う。理研の検証においても、論文の主旨は崩れても、新たな奇妙な現象が見つかり、その先に大きなブルーオーシャンが開ける可能性は少なくない。
 さらに、日本中の多くの未熟な研究者の、論文の中には、低い確率ではあるが、何かの方がが隠れているかもしれない。論文形式が未熟でも、何かが出ている。このような情報は、ビッグデータ解析の一つのターゲットになるのではないかと思う。

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コメント

恐らくは
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/29395/rsk038-04.pdf
の図4の様に、最重要項目がそれぞれ異なり
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/sanyokaigou/dai5/sankou2.pdf
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0001620/gijiroku31.pdf
、省庁の考えの違い
http://dndi.jp/21-hashimoto/hashimoto_n29.php
にも出ているのかなと思いますが。

Inoue様
いつもご指摘ありがとうございます。
今回の資料はゆっくり読ませていただきます。
確かに色々な立場が絡みますね。
但し今の日本は本当の経営力が大切だと思います。

そうですね、
http://berd.benesse.jp/koutou/topics/index2.php?id=4263
の"進路決定状況"と相関関係が、他のよりも高い"汎用的能力"を(学生の内もしくは会社生活で)どう養っていくかかと思います。

ご指摘の通りです。
私の考えるのは科学哲学等の基礎の基礎を強靭にしていくことが一つの手段だと思っています。

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» 管理や経営の効果について [勉強の方法補充]
 Inoue氏より、また貴重なコメントを頂いた。  http://manabiz [続きを読む]

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