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2014年9月11日 (木)

管理者や経営者の育成について

 昨日も、Inoue氏より貴重な情報を頂いた。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-4168.html
改めて感謝したい。この情報を見ても、人材の育成のむずかしさが判る。さて、昨日はアップル社の新製品発表もあった。この話も絡めて、人財育成について、もう一つの切り口を考えて見たい。
 前に読んだ、松村著「戦術と指揮」PHP文庫の中に、第2次大戦中のアメリカ軍の士官速成方法がその切り口である。

 アマチュアを直ぐに実戦に送るテクニック WWⅡの米軍将校教育

①命題:上位より与えられた「任務」これを分析し達成する優先度を決める。

②前提:作戦地域を規定し特性を明らかにする。現在までの敵情を解明…将来可能性を列挙。    自部隊の状況を掌握、敵戦力と比較。こちらがとりうる「行動方針」を列挙。

③分析:全ての「敵の可能行動」と「見方の行動方針」を総合的に組合せて
    戦闘シミュレーションを実施。
    行動方針の選択のための鍵となる要因を見出す

④綜合:比較のための要因に優先順位をつける。
    行動方針を比較。時間空間の要因について考える。

⑤結論:選択し、問題点と対策を明らかにする
    作戦計画の骨子を作成する

これはよくできた手法であると思う。このように検討事項を明記し、機械的に考えることで、指揮官(管理職や経営者)の意思決定ができるようにしている。

 

 しかし、この本の続きには、もっと興味深い指摘がある

プロは「想像力と着想」で勝負する。「状況の特質の把握」「全感覚の活用」「連想的、直覚的着想」「合理的説明の創造」の4段階を踏む。

つまり、本当に才能のある指揮官は、想像力と着想で勝負し、説明は後付けになる。

 このような思考は、個人の頭の中で行うものであろう。アップル社の新製品開発も、どうも個人の頭の中で、生み出されたように思う。

 しかし、日本の場合には、もう少し情報の共有と言うか、チーム内の一体化、共感力があるように思う。文脈に高度に依存するだけ、共有観があるのではと思う。この日本の良さも生かしていきたい。

 

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