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2014年9月30日 (火)

本当の経営とはなにか(女性の活用など)

 昨日の記事の続きで、管理職や経営者のことをもう少し考えて見た。昨日も書いたが、大企業的発想では、
  「有能な人材を確保し、24時間戦わせる。
   そのため、家族などの生活は、金で面倒見る。」
と言う形であったと思う。24時間の戦いの中には、飲みニケーションや、社内ゴルフなども入っている。このような、プライベート時間でも、仕事の話や考え方の伝承が行われている。
 このような形で、管理職の仕事は、職場の負荷を充足させ、部下に仕事を割り振り、尻を叩いて結果を出させる。そして、その成果評価として、給与と賞与の査定をおこなう。これで十分管理職の仕事になっていた。確かに、反抗する者がいれば、その対策なども必要だが、本質は以上の行動である。
 さて、ここで、上記から抜けている事項を考えて見よう。まず、有能な人材が確保できない場合はどうすればよいか?これに関しては、従来多く行われていたのが、「丸投げ手法」である。どこかの会社に丸投げするか、部下の誰かの責任と押し付ける。そして、失敗すればトカゲのしっぽと首を斬る。これが一つのパターンである。
 しかし、これよりもっと大切なことが、検討から抜けている。それは、個人のキャリアの発想である。「現在の仕事で有能」な人間が、将来の環境変化に対応できるだろうか?私が見てきたコンピュータの世界の事例は、『優秀なFORTRANプログラマ』が、UNIX環境に適応できずに処遇に困った等、多くある。コンピュータ世界は、技術進化が激しくて、このような例が顕著だが、他でもこのように、『特定環境に特化した有能な人材』の処遇と言う問題は、発生している。
 この問題に関して、経営側の出した一つの答えは、非正規雇用の増加である。しかし、ここには「有能な人材の確保」と言う条件との矛盾が生じている。逆に言えば、「腕一本渡り歩くスーパー契約社員・派遣社員」などの市場が、成熟していない。

 さて、本来の経営者、管理者は、このような問題に真剣に悩み、トレードオフを考えながら、その業務に最適な人員配置を考え、技術・技能の伝承に必要な人材を確保する。そして個人個人の将来キャリアを考えて、適切な変化を促していく。このような力が必要ではないかと思う。

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