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2014年9月18日 (木)

朝日新聞の誤報に関して(関連事項その2)

 今回の朝日新聞の誤報問題、特に福島原発館れの記事で思い出したことが、もう一つある。いわゆる『百人斬り競争』報道と、その後の朝日新聞の姿勢である。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E4%BA%BA%E6%96%AC%E3%82%8A%E7%AB%B6%E4%BA%89
 この件に関しては、色々な意見があるが、まず戦時中は、新聞社側が戦意高揚のため『百人斬り競争』を、報道した。そして、戦後において、その記事が主たる理由となって、報道された2名が中国で戦争犯罪として、死刑になった、という事実を押さえておかないといけない。
 その後、山本七平氏たちが、「百人斬り」はあり得ないと主張し、朝日新聞と毎日新聞側が、「斬殺はあった。中国側の処刑は正しい。」と主張した。
 ここで、言いたいことは、戦時中は『百人斬りの英雄』と称えて、戦意高揚をあおった新聞側が、戦後は一転して二人の、『残虐行為』追求側に回ったことである。
 今回の、東電社員を追求した、朝日新聞の姿勢にどこか重なるものがある。自分たちが、追求側に回ることで、『正義の味方』を演じる。このような意図が見えてくる。
 本来、百人斬りに関しては、報道側の責任もあるのだから、遺族のためにも、少しでも汚名を晴らしてやろうという、人間らしさが、朝日・毎日の大新聞に感じられないのは、私だけであろうか。
 なお、「百人斬り競争」論争には、もう一つ大切な論点がある。それは、専門家的論争と一般大衆向け論争の違いである。以下の記事が良く論じている。
 http://home.att.ne.jp/blue/gendai-shi/tyugoku-no-tabi/100-houtei.html
 つまり、大衆受けする議論だけでなく、裁判官と言うプロを納得させる、証拠固めが必要と言うことである。しかし、マスメディアは情報収集のプロであり、それに対して、素人の遺族が立証責任を持たされたと言うこと自体が、おかしい話である。
 朝日新聞が、公正な弱者の見方と言うなら、このような面も反省してほしいモノである。

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