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2014年10月27日 (月)

理論を仕事で生かす

 Inoue氏のコメントに関しては、後2つの関連する話がある。つまり、大学と企業の在り方についてである。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-9815.html?cid=109192326#comment-109192326
 まず最初は、東大の室田先生の講義資料から議論してみたい。
 http://www.logos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/~chik/InfoTech12/06%20Murota.pdf
 この資料はよくできていて、しかも深い話を含んでいる。しかしながら、この資料だけで勉強した学生が、就活やその後の実務で失敗する落とし穴が見えている。
 この資料は、奥が深く、例えば赤池情報規準など、このような結果だけ見ても使いこなせるものではない。例えば、講談社の「豊田正著:情報の物理学」などを読むと、理論的に意味するところが見えてくるだろう。そしてその知識の使えるところと、使えないところも見えるであろう。
 しかしながら、学生から企業人への切り替え時点で、失敗することが多いのは、このような情報に振り回されるからである。AICのような高度なものでなくても、統計的な推定に関して、「サンプル数が少ない話は無意味だ」と主張した新人社員の話は、よく聞く話の一つである。確かに学問的には、サンプル数は重要だが、他の情報がある時には、少ないサンプルでも、傾向を読むことはできる。いわゆる世論調査なども、少ないサンプルだが、他の情報を合わせて、さらに連続的に見ることで、ある意味を読むことができる。
 このような先人の知恵に敬意を払わない、頭でっかちの学生さんは嫌われる。

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