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2014年10月20日 (月)

大学と就職の関係

 先般の、2014/10現代思想、『大学崩壊』の記事の中で、
  「企業は大学に社員教育を求めている。」
と言う趣旨の記述があった。
 このことに関しては、私は昔から言い分がある。私は、社内教育は、社内特有の自公を教えるべきであって、大学生の教養を教えるべき期間ではないと思っていた。しかしながら現実は、
 「法学部出身者を含む、事務屋志望者に、法律の読み方、つまり
 法令から施行令・規則までの読み方を教え、(法的)三段論法を教える。
 電気工学出身の技術屋には、三相交流を教え、
 機械工学出身者には、材料力学を教える。」

と言う経験をしている。せめて、これぐらいの常識は、きちんと大学で教えて欲しい。
 しかし、この話はもっと別の切り口があると、思うようになった。先ほどのブログでも書いたが、18歳人口激減期に、大学は人集めに苦労した。従って、従来なら高卒で就職するところも、進学させるようになった。この結果、高卒採用ができなくなり、大卒を採用するようになっている。
 さて、工業高校や商業などを考えて見よう。私は、工業高校の教材については、ある程度調べたが、バランスよくできている。言い換えると、そのまま就職した時、何とかなるように考慮されている。確かに、算盤による計算の時代から、商業関係の方は変化したかもしれない。しかし、このような高校は、就職に関する面倒を、しっかり見ていたのは確かである。
 この部分が大卒になった時、無事対応できているのだろうか。大卒の知識は、狭い部分を深くと言うことが多く、専門高校のように、全般を網羅する実学とは言えない。この違いがあると思う。
 もう一つ言えば、文系の場合、商業高校の上位としての大学なら、商学部や経営学部などが、対応すべきだと思う。しかしこのような学部・学科は他の文系学科と比べても多くはない。理系の工学部と比べれば、その差は歴然である。
 このような状況も、大学の改革には考えて欲しい。昔、ある大学の経営学の先生に、大経営学部をつくったらと提案したが、「MBAは考えている」と言う反応だった。少しさびしい気がした。

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