ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« 地域密着の実用大学について | トップページ | 新聞社の責任 »

2014年11月 1日 (土)

発言能力の違い

 先般から、大学問題や教育問題について、色々と書いた。ここで、一つ思いついたことがある。これは、昔ある中高一貫校の教師から聞いた、以下の話が一つのヒントになっている。

「総合学習と言っても、直ぐに社会科の口の立つ教師に引き回される。XX運動などと言う、活動をしている人間は、大きい声で主張するのに慣れているので、その意見に振り回されている。」

 今回、大学の教育問題等見ていても、これを想い起してしまった。考えて見ると、社会学の始祖の一人、ヴィーコは雄弁学の教師であった。この子孫が、口が立つのは当たり前かもしれない。
 しかし、これは考えて見ると、大きな問題につながっている。つまり、自分の主張を通す能力に、人によって大きな差があるという話である。そして、あるルールを弁えた人間同士が話をし、自分達だけで主張の評価をすると言うことにつながりかねない。これを、大げさと言う人がいるかもしれない。しかし、世の中では、『論理的に正しい』と言う意見は、他の意見より尊重されることが多い。この論理的と言う言葉は、実は社会学系の言葉が、結構力を持っている。確かに数学の世界は論理的である。しかし、現実に適用するには、余りにも抽象的すぎる。それよりも、法学の論理の方が、現実には力を持っている。従って、法学部出身者などが、実際の議論では、幅を利かすことが多い。そして、この議論のしかたを知っている人間だけで、話が回るようになっているのではと言うのが、私の問題提起である。
 ただし、会社での生活では、この『論理的』と言うだけで動くものでないことも確かである。学界的なセンスでは拒絶反応を引き起こす、『直感的』な、『納得』を重視することが多い。会社生活で必要な、直感的な納得を得る、そして説得するための方法として、私は全貌を書いた文書の作成が重要だと思う。このような訓練は、今まであまり明確ではなかったと思うが、今後は重要になると思う。

« 地域密着の実用大学について | トップページ | 新聞社の責任 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 発言能力の違い:

» 発言能力の差別化と対策 [勉強の方法補充]
 前に発言能力の違いについて、少し書いた。 http://manabizz.co [続きを読む]

« 地域密着の実用大学について | トップページ | 新聞社の責任 »