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2015年1月22日 (木)

なぜ第3者委員会?

 企業の色々なトラブルが発生すると、直ぐに第3者委員会に調査を依頼するという話が出る。
 これを通常のことと聞き流していたが、どうも深い根があると考えるようになった。まず、論点として、自主的な調査が行えないかと言う観点である。特に、朝日新聞社の一連の誤報(捏造)問題は、それを追求するマスメディアが、人に任せたらおしまいでしょう、という議論になる。
 他にも会社の、不祥事や品質トラブルまで、第三者委員会が出てくる。
 この発想を深堀すると、情報を開示し相互に議論した上で、皆の理解を得るというプロセスではなく、第3者委員が決めたことだから、それでよいのですという議論となる。
 逆に言うと、この国では、一般大衆の納得を得るには、理屈で攻めるよりも、誰かの権威による方が、上手くいくという図式になっている。
 これは、交流分析の成人―成人の論理的な議論でなく、親ー子の申し渡しの議論である。
 この原因を深堀すると、日本の議論の問題点が見えてくるように思う。

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