ご縁のあった人たち

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2015年3月21日 (土)

本当の自分など見つかるのだろうか?

 就活の関連で、自己分析が重要と言う話がある。一方、社会では多くの立場をこなすため、多様な価値観を切り替えながら生きている。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-473c.html
 このことについて考えていくと、『本当の自分』などというものが、見つかるのだろうかと疑問に思った。私は数度、交流分析のエゴグラム診断を受けたことがある。そこで、立場により答えが大幅に変化する。例えば、会社での管理的立場で臨むときは、管理的な面が強くなるし、個人として軽い気持ちを出す時は、「自由な子供」が強く出る図式であった。これを見た、ある診断者は、
  「このような性格の人間は、周りを傷つける欠陥人間」
と酷評した。ただ私は、状況により管理や対人のスタイルを切り替えているので、そこまで人格攻撃を受ける筋合いはないと不満に思った。

 この話について、先日の日経BPのHPで見た「仕事の上での多重人格の話」が、一つの解決策を与えてくれた。(上記3/17の弊ブログを参考にしてほしい)つまり、人間の行動は、周囲との関係で決まる。周囲の期待にある程度応じながら、振舞っていく。その中で、
  本当に変化しない自己
等が見つかるのだろうか?火とは、一人で生きているのものではない。人との関わりによって生きているものである。そして、その色々な関わりが、自分を作っているのである。こう考えると、色々な因縁が絡まってできている自分は、その立場立場で性格も変わるのではないかと思う。

 仏教の教えでは、禅などは「本来の姿」を見せろという。しかし、一方では法華経の十如是のように、複雑なる因縁のかかわりを示す。それを乗り越えた、仏性と言うものを見出せというらしいが、本当にそこに到達することは難しい。

 就活などでは、本来の自己を探すより、これはできそうというものを探す方がよいと思う。なお、これは、絶対できそうにないと言うことをきちんと考えておくこともよいかもしれない。
 ただし、人間の力には、かなりの潜在力があるので、不可能と思われることでも、環境によりできることも多い。このような可能性こそ、「仏性」と呼ばれているものかもしれない。

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