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2015年4月21日 (火)

大学卒業の価値について

 今日のNHKニュースでは、企業が新入社員の退職対策について、色々と考えていることを報じていた。今の状況では、新入社員の1/3が辞めるという。そしてそれを、また採用しようとする会社がある。
 しかし、この裏側で、まだ内定がないと嘆いている、就活生もいる。この話は、どこかがくるっている。一般的には、会社で新人で採用して鍛えた方が力がつくはずである。それができていないから、他所の会社である程度鍛えられた人間を、欲しがる会社が出てくる。確かに、社会経験を少しでもすると、高望みせずに、適切な会社を見出す力が付き、転職する例もあるだろう。これは、効果のある第2新卒かもしれない。しかし青い鳥を追いかけて、転職を繰り返し、落ちていく例も少なくない。
 ここでもう少し、この話を考えてみたい。このようなミスマッチが起こる原因の一つには、大学の乱立と言うか、淘汰失敗による、Fランク大学の問題がある。さらに、Fランク大学に押込める、高校の就職口開拓力不足問題がある。さらにもう一歩進めると、企業側の人材育成の余裕のなさもあり、小学校~高校までの、ヒューマンスキル訓練、規律遵守の訓練不足などもある。
 高卒で、とりあえずしっかり働いてくれるなら、そのような人財は欲しいという会社、官公庁など少なくない。更に職人の世界では、高卒でも遅すぎるという状況である。ここで、大卒を取るのは、高卒より基礎能力があるから、対人関係がしっかりしているからという、理由によるものが多い。
 このような現状をきちんと描き、政治に提言する、会社での各々の立場を明確にし、必要スキルを教えていく、このような経営学・政治経済学などが、大学から発信すべきものではなかろうか。
 確かにこのような検討は、しっかりした大学でないと難しいかもしれない。しかし、フリークラス大学のあるべき姿と言う研究、就職予備校として有るべき姿の研究、これは、例えば、一橋大学や神戸大学の経営学部のように、伝統と力のある大学院がきちんと研究すべきテーマではないかと思う。

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