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2015年5月13日 (水)

犯罪者の処罰について

 先般から、オウム真理教の一連の犯罪に関して、少し考えている。彼らの行ったことは、許されることでは無い。しかし、このことから多くのことを、我々は学ばないといけないのに、学び切っていない。
 まず、地下鉄サリン事件は、『テロ行為』であり、国際的な安全保障時の問題でもあることの認識が弱かったと思う。事件発生時に、アメリカから日米安保に基づく支援と言う話があった。当時の村山内閣は、これを断った。また当時の日本の国民やメディア等の理解も、単なる犯罪のレベルの思考だったと思う。
 しかし、現在の国際情勢を考えると、化学兵器をテロリストが使ったという、『対テロ戦争』での最悪のシナリオが、当時現れていたのである。現在の「イスラム国」などと言う勢力が、毒ガス兵器を使う危険性をもう一度考えないといけない。
 また、別の見方で見れば、オウム真理教の信者が、如何にして犯罪者に変化したのか、この心理変化に関しては、国際的なテロ蔓延の状況を考えて、しっかり研究すべきである。高学歴者が、多く信者になり、その中には毒ガスを作り、殺害に関与する人間となる。この心の変遷過程は、オウムだけでなく、他のテロリストの関連でも、研究すべきだと思う。
 軍事研究では、人間に対して、銃の引き金を引ける人間と、そうでない人間がいることが、ある程度分かっている。そのような人間に変遷した実例が、オウムの死刑囚にも存在する、彼らの頭脳、心を徹底解明することで、この事件から教訓を得ることができると思う。単純にし刑死させるには、あまりにももったいない研究材料である。
 このような研究は、防衛省や状況によっては、アメリカの研究機関との連携も必要だろう。但し機密保持はきちんと行わないといけない。このような時こそ、日米安保が発動されるべきである。
 死刑に当たるから殺すというのではなく、そこから得るものが有れば、とことん解明することも大切ではないかと思う。

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コメント

はじめまして

>軍事研究では、人間に対して、銃の引き金を引ける人間と、そうでない人間がいることが、ある程度分かっている。

これのソース分かるようでしたら教えて頂けますか。
どのようなプロセスで研究されたのか、興味あります。

よろしくお願いいたします。

コメントありがとうございます。
この話は、私にとっては長い間絡んできた問題なので、ソースの特定は難しいです。
一つは、一般意味論の目的としての、戦争神経症の問題です。
もう一つは、経営学の話として、1:3:1ルールの一例としてどこかのWeb記事で見た経験があります。
また、先日あるテレビで軍事ジャーナリストとして、勝谷氏が、
 『喜んで人に向けて引き金を引くようになる人間がいる』
と話していました。
とりあえず判るのはこれぐらいです。

補足します。
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%8C%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%B4-%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4480088598
戦争における「人殺し」の心理学:ちくま学芸文庫
がこのことを書いているようです。

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