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2015年7月15日 (水)

自衛隊の海外派遣について

 安保関連法案の採決が近づいている。さて、この法案と関連して、自衛隊が海外の治安維持などの活動をおこなう場合の問題点について考えてみたい。
 まず私の立場は、自衛隊の海外派遣は、必要なことだと思っている。また、欧米諸国と比べても、「手が汚れていない」我が国の力での、治安維持活動と復興支援活動は、地域案手に関して有効な手段であり、そのような不安定な国を安定に持っていくことは、わが国のためにもなると思う。
 しかしながら、今の自衛隊を海外に派遣するときに、非常に気になる点があるのも事実である。これは、自衛隊の訓練方法に関する問題である。前にも書いたが、自衛隊の訓練は、派手に最新兵器をPRしたり、重砲の命中精度を見せたりして、わが国にちょっかいを出そうとする、危ない国への脅迫としては、十分な成果を上げている。ただし、一般の兵士が、小銃を撃つという、実戦訓練については、少し歪んだ面がある。
 誤解してもらっては困るが、現在の自衛隊の訓練は、限られた予算で、優れた成果を上げているのも事実である。ただ優れすぎているという点が、今回指摘したい点である。もう少し具体的に言うと、実弾射撃の訓練用の弾が少ないので、一発も無駄にしないという躾ができているのである。アメリカを含む共同訓練で、陸自の砲弾は、1発の外れを覗いて命中と言う、驚異的な成果を上げた。これは参加国中で、群を抜いた成績である。
 しかし、その成果を上げた、陸自隊員は、『1発外した』と悔し涙を流しと聞いている。ここで注意したいのは、同盟国の兵士のささやきとして、「全てを中てに来るやつと闘いたくない』という声があったということである。
 もう少し物騒な例を考えてみよう。数年前に、海上自衛隊の護衛艦に、某国の海軍が攻撃用のレーダーを照射するという事件が在った。これは、アメリカ海軍なら、直ぐに戦闘行動と判断し、反撃の砲弾を発射する場面である。但し、アメリカ海軍と言えども、最初の数発は、ねっらても相手の艦船の周囲に届くかどうかは不明である。そして、相手側が怖がって逃げていくというのが、落ちであろう。米軍もそれは承知で、気軽に発砲する。
 一方、海上自衛隊は、弾丸の節約を旨とするから、無駄など許されないと思っている。従って、一発目から必中で、自衛の反撃イコール、相手の完全破壊と言うことになりかねない。
 これは、陸自の場合にも起こりうることであり、自動小銃を持っていても、制圧のために弾丸をばらまくなどと言う発想はない。必ず相手を、狙い撃つようになる。

 この発想を変えるためには、やはり訓練に、もう少しお金をかけて、無駄玉も許されるという気持ちを持たせないといけないのではないか。
 もっとも、レーダー照射をした、某バカ海軍などには、自衛官が一発発砲したら、お前たちは終わりだということを、認識させていることは、大きな抑止力に立っているが・・・ 

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