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2015年9月 3日 (木)

真剣勝負の経営者・管理者

 近頃よく聞く『東芝のチャレンジ』について、一つ想い出したことがある。
 10年ほど前であったが、私は勤務先の小集団活動(QCサークル活動)の発表会に参加した。当時私の部下が、発表するので上司として説明する役割だった。その後、他の会場を見ていたら、司会者が知り合いだったので、私に質問を振ってきた。そこで私の質問は、

「改善目標は、上司と相談してたてたということですが、その根拠はありますか?」

この質問に対して、会場は失笑がもれた。しかも、上司の答えが情けなかった。

「ただ何となく、それぐらいが・・・」

せめて、

「管理職としてこの程度の改善ができるという勘が働きました。」

程度は、ハッタリでも言って欲しかった。
 私は、管理職経験は比較的短く、現場のリーダークラスの経験の方が長いが、部下に対し「改善」を指示するときは、できる可能性を感じた時しか指示しない。無茶ともいえる努力は、私も含めて色々行ってきた。しかし、「無駄な抵抗」と感じる事態になれば、組織としてのモラルも低下し崩壊に至ってしまう。
 このような、「できもしないことの指示」を行う上司は、部下から見放され、リーダー失格として社員としての将来をなくしてしまう。私は少なくともこのような緊張感を持って仕事をしてきた。命令と言うことも真剣勝負であり、プロの管理職・経営者としての資質を常に試されている。そして、『無能』の烙印をされれば、追放になる。このような真剣勝負の場でなければならない。
 しかし、東芝の経営者は、」自分たちは安全な防壁から、部下に対して「チャレンジ」と言う鉄砲を撃っているだけのように思う。
 このようなぬるま湯管理では、会社はつぶれるだろう。

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